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顔認証が絶対来る

考察

【舛添知事定例会見詳報】(下)認知症不明者対策「全員にチップか何か埋め込めば絶対見つかる。そこに至るまでの間で試行錯誤は必要」+(2/10ページ) - MSN産経ニュース

将来的にはこういう時代になると思う。

IDというのは、その人が他のだれでもないその人であることを示すものである。

現在IDには、免許証やパスポートや健康保険証などが使われる。これはその人でないと作成できないし、その人でないと持ち得ないのでその人を同定することができる。

銀行口座からお金をおろせる人は、通帳と印鑑を持っている人である。クレジット決済も、クレジットカードやRFIDの入った携帯を持っている人にしかできない。これも特定のモノを持っている人をその人とみなす。セキュリティカードだってそうだ。

しかし、通帳やクレジットカードは個人に完全に紐付けられていない。他の人が物体を入手できれば、その人になりすますことが可能である。

完全に個人に紐付けられているものは、この身体だ。記憶をなくそうが、人格が変わろうが、同じ身体を持っている人を同一人物とみなす。したがって、IDには身体を用いるべきだ。つまり生体認証である。

刑事捜査に用いる指紋判定やDNA鑑定、あるいは顔見聞もこの考えに基づいている。身体から得られる情報を元に個人を同定している。

普段生活しているときだってそうだ。その顔で、その体格で、その仕草で、その話し方の人をその人とみなしているのだ。

クレジットカードもキャッシュカードもセキュリティカードもSuicaも、生体認証を用いるようすべきだ。今後必ずそういう時代がくる。つまり、『マイノリティリポート』のような世界になる。

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問題は、身体が機械によって読み取りやすくはできていないということだ。だから、手っ取り早いのは舛添のいうようにIDタグを埋め込むこととなる。

しかし、IDタグを埋め込むのに抵抗がなくなる時間よりも早く、機械が身体を識別できるようになる技術が確立されると考えている。

手法はいろいろ考えられる。『マイノリティリポート』のように虹彩を使うのもよし、『虐殺器官』や『バック・トゥー・ザ・フューチャー2』のように指でもよい。

親指の静脈はすでに普及し始めている。静脈認証のキャッシュカードというのがあるが、銀行は全く分かっていない。キャッシュカードは要らなくて、指だけでお金を引き出せるようにするべきなのだ。キャッシュカードの有無はセキュリティレベルにほとんど影響しないように思う。

私は、顔認証が最有力だと思っている。これが使う側からして最も手軽だからだ。非接触で操作も必要ないし、何より人間の感覚に合っていると思われるからだ。例えばプログラミング言語のように、機械は人間の感覚に合うように進化している。人間が顔によって人を識別しているという事実があるので、顔認証が最もあるべきIDの方式である。

顔は整形できると反論する人がいるが、ルパンじゃあるまいし、別人になりすます変装や整形技術なんて不可能といってよい。通帳・印鑑・免許証の偽造の方がずっと簡単でそれで十分なセキュリティとみなされているのだから、顔認証の方が安全といってよい。別人になりすませるなら、顔認証をごまかすなんてセコいことより、安倍晋三豊田章男になりすまされる危険性のほうが問題だ。

だから、顔認証が絶対来る。もう来ている。ももクロのライブで顔認証が導入されるそうだ。今後急速に普及するのは間違いない。独自の顔認証技術を持っているベンチャー起業があるなら、絶対投資すべき。顔認証の特許は抑えておくべき。絶対に儲かる。