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ウェブは静的な書物に不向き

考察

ウェブの欠点は何かと考えたら、やっぱり更新されない情報には使いにくいということなのではないだろうか。

ハイパーテキスト形式の論文を配布するシステムとして発明されたはずだが、結局論文はPDFで配布されている。

リンク先がいつまでもあるかどうか分からないし、変わるかもしれない。そういうものを引用することはできないし、言及することもできない。トラックバックなんてものもあるが、トラックバックを貼ったり貼られたりするものは1ヶ月で消えていくものだ。(サーバーからという意味でなく影響という意味で)

電子書籍なるものが成立するのは、ウェブ上のコンテンツは作品として、それだけで単体として存在できないからだ。ハイパーテキストは特定のURL上にないと意味がない。ローカルに保存できない。一方で、ローカルにファイルとして保存できるもの、保存しても価値が変わらないもの、あるいは印刷できるもの、つまり静的な書物は電子書籍化・PDF化できる。

しかし、静的な書物もウェブ上で取り扱いたいし、リンクを貼りたい。URLに変わる静的なものを取り扱う一意なキーが必要だと思うのだ。

イメージ的にはISBNコードみたいな。ISBNコードは本しか扱えないので、ファイル化したものは示せない。ファイルでしか存在しないものはどうするのだ。また、何ページの何行目のあそこってのを示したいときには使えない。そう書けばいいのだけれど、書き方を規格化したいのだ。

そのキーにリンクを貼ったら、なにかしらのサービスが、ウェブで公開されているものならそこのURLを教えてくれたり、Amazonのページを教えてくれたりして欲しい。または、キーバリューストアのサービスがあってもいいじゃない。

仕様を作るだけだから、技術的にはなにも難しくない。こういうものが絶対必要だと思うのだけれどどうだろう?