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ガンダムファイトは戦争のきっかけになる

考察

戦史とか兵器とかは好きですが、反戦派と自認しています。

Gガンダム』というアニメが昔ありました。地球をリングとして各スペースコロニー国家の代表のガンダムが戦うという物語です。国家の覇権争いを戦争で行う代わりに、ガンダムファイトで行う。要するに代理戦争です。

戦争は道徳的にも悲惨であり、また経済的にも非効率なものであることは自明でしょう。人である以上、争い自体をなくすことは不可能です。争いをなくすことはできなくても、戦争をなくすことはできそうに思います。

一つの手段として、ガンダムファイトのような形で戦争を代替するというのはありうるように思います。今回はこれについて考えてみます。

別にサッカーでも将棋でもプロレスでもいいです。競技自体よりも、種目やルールを決める段階が、おそらくもっとも重要でスリリングなゲームになりそうですが、今回は考えないことにします。

仮に、ある種目・あるルールで同意がとれて、そのゲームに勝ったものが覇権を握るとなったとしましょう。その場合に戦争ってなくなるのでしょうか?

逆に戦争のきっかけにしかならないように思えます。

負けたほうが納得するわけがありません。特に国力が強い側が負けた場合にはです。結局、ガンダムファイトはなかったことにされて、戦争で決着をつけようとするでしょう。ガンダムファイトに勝った小国にも大儀があるので、簡単に降伏できない。泥沼化するのが明らかです。

だったら、最初から軍事力、その他の国力を背景に交渉したほうが良いのです。こっちのほうが例えば無血開城のような戦争をしない妥協点を見いだせる可能性が高まるように思えます。

したがって、代理戦争で戦争をなくすのは難しそうです。