chrootで綺麗なビルド環境を作る方法。ビルド程度ならLXCを使う必要もない。
RHELを意図していますが、用意できないのでCent OSでやる。 Cent OS 7の環境を作ります。
インストールするときにCDのどこからrootfsを持ってくるのかよくわからなかったのでLiveOSのrootfsを使います。*1
カレントディレクトリ以下にCentOSのイメージがあって、カレントディレクトリ以下に欲しい環境を作ります。 root権限が必要です。
Create a rootfs environment for chroot building.
これで最小構成のOSのrootfsが5分ぐらいでできます。これだとgccすら入っていなく、足りないパッケージがあると思うので適宜追加していくという寸法です。
$ ls rootfs bin dev firmware lib lost+found mnt opt root sbin sys usr boot etc home lib64 media modules proc run srv tmp var
rootfs/usr/local/src
以下などにソースコードを配置して、同様にchrootでビルドスクリプトを実行すれば綺麗な環境でビルドができます。
作りおきせずにビルドの度に環境つくるのもありなのかな?テストのほうが時間がかかるので、rootfsを作る時間は大して影響はない。
2016-02-10
もっと簡単な方法がありました。
*1:ご存知の方がいたら教えてください。