今更、bitcoinについて評価し始めました。bitcoinの価格がちょうど最高の頃に興味持っていたのですが、実益がないので放ったらかしになっていました。
しかし、bitcoin自体は忘れ去られつつありますが、ブロックチェーン技術について最近耳にするようになりました。それで、Satoshi Nakamotoの例の論文を読みまして、こいつはすげえとなっています。私は賢くないですが、
にあるのと全く同じ反応をしてしまいました。
私は、最初2011年の中頃にビットコインでつまずいていた。私の最初の反応は、「あー!オタクの通貨だ。」それ以上でも以下でもなかった。そしてその後6ヶ月間、その重要性を理解することなく無視していた。これは、私の知る沢山の賢い人々の間で繰り返し見る反応だ。そしてそれを見て、私は少し癒やされた。私が2回目にメーリングリストでビットコインに出会った時、私はナカモト・サトシによって書かれたホワイトペーパーを読むことにした。正式な情報元から学んで、それが何であるのかを知るために。未だに9ページを読み終えた時のことを覚えている。ビットコインが単にデジタル通貨というだけでなく、信用のネットワークの基盤をも提供するものだ、とその時に理解したのだった。「これはお金ではない。これは、非中央集権化された信用ネットワークなのだ。」とわかってから4ヶ月の間、私は見つけられる限りのどんな細かいビットコインの情報をも貪り読み続けた。私は取り憑かれ、魅了された。
ブロックチェーン技術は世界を変えかねないすごい技術です*1。商習慣とかそういうものが追いつけば一気に普及するだろう。
ブロックチェーン技術には取引(トランザクション)を仲介するノードが必要です。しかし、このノードは誰でも良くて、いつもいなくても良い。私の手元にあるPCを今から3時間だけ仲介の用途に使いますということが可能です。昔、SETI@HOMEなど家庭のマシンが空いてている時間にCPUパワーを貸すというのがありましたが、今後はブロックチェーンの仲介という実益のあることができてしまいます。
家のマシンだけでなく、仮想サーバー貸出サービス・俗に言うクラウドサービスでも開いているマシンでブロックチェーンの仲介ができる。今のbitcoinの価格だと仲介で得る利益より電気代の方が高いので、開いているマシンは眠らせていた方がよい。しかし、ブロックチェーンが増えて、需要と供給の関係で仲介手数料が高くなれば、眠らせているよりCPUぶん回す方が得だということになるかもしれない。CPUを常に100%使うような効率のよいDC事業が実現できる。そうなってくれば金融工学的にCPUの投資先を決めるような世の中になるかもしれません。
*1:ネットには情報が転がっているが今度私なりにまとめてみよう