2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ビッグデータとPDCAサイクル

最近流行りのビッグデータとデータサイエンスという言葉がある。これは、データ:事実に基づいた科学的な経営のことだ。企業に存在するデータを分析して得られた仮説を元に何らかの行動を起こしてビジネスを拡大していこうというものである。 事業にはPDCA(P…

PyPyのしくみ(仮)

前回:PyPyを試してみた - 超ウィザード級ハッカーのたのしみ PyPyを試してみたら、爆速だった。この謎を解明すべく論文を読んでみた。あまり理解できないのだが、現状理解できたところまでメモする。頭が整理できていないので、まとまっていない。 PyPyは以…

『ぼくは麻理のなか』1~3巻

ぼくは麻理のなか(3) (アクションコミックス)作者: 押見修造出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2014/06/09メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る 押見修造という人は心臓をえぐるようなマンガを書くなあ。この作家のマンガが好きな人のスクール…

PyPyを試してみた

PyPyというPythonの処理系があるそうな。これが速いらしいので、どんなものか試してみた。 インストールはPyPyのホームページからバイナリをダウンロードしてくるだけです。 [追記]Ubuntuだとapt-getで取れました。 試すのは毎度おなじみのたらい回し関数(…

『「納品」をなくせばうまくいく』

「納品」をなくせばうまくいく ソフトウェア業界の“常識"を変えるビジネスモデル作者: 倉貫義人出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2014/06/12メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る 1章 常識をくつがえす「納品のない受…

Pythonで遅延評価

前回 、『ラムダ式で再帰関数を書く - 超ウィザード級ハッカーのたのしみ 』でラムダ式について、学んでいたらPythonで遅延評価をする方法が理解できた。 実験に使うのは、たらい回し関数だ。 普通のたらい回し関数は以下の通り。 def tarai(x, y, z): retur…

たらい回し関数をメモ化で高速化

前回『Pythonで遅延評価 - 超ウィザード級ハッカーのたのしみ』に引き続きたらい回し関数で遊んでみる。 今回は、メモ化(memoization)で高速化を試みる。 メモ化で高速化したたらい回し関数は以下のとおり。 memo = {} def memo_tarai(x, y, z): global memo…

ラムダ式で再帰関数を書く

Java8で導入されたと話題のラムダ式を勉強中。コーディングの観点からはただの無名関数以上の意味はないが、いろいろ深いみたい。 Pythonだと以下のように書く >>> add = lambda x, y: x + y >>> add(1, 2) 3 では、再帰関数はどうすればよいのだろう? 例え…

奴隷が王になる理由

昔から疑問なこと 奴隷から王になった男がいたとしよう。王は、俺は奴隷のときに努力して優秀だったから、認められて王にまでなることができた、お前ら奴隷も俺をみならって必死に働け、と言う。 しかし、奴隷で優秀だったなら、お前は一生奴隷をしてるべき…

『闘うプログラマー』

『闘うプログラマ[新装版] ビル・ゲイツの野望を担った男達』 G・パスカル・ザカリー 山岡洋一 訳 日経BP社 世界最高のOS、Windows NTを作った男たちの物語。 もともとLinuxを含むUNIX系OSはあまり好きでなかった。 「UNIXはカトラーの宿敵だ。モリアーティ…

ビッグデータの真意 『クラウドからAIへ』

『クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場』 小林雅一 朝日新書 当ブログの以下の記事で書いているようなアイデアの実現が、米国の巨大IT企業の次の競争になっている。 究極の出会い系サイトを作る方法: 現実を参考にするアプ…

顔認証が絶対来る

【舛添知事定例会見詳報】(下)認知症不明者対策「全員にチップか何か埋め込めば絶対見つかる。そこに至るまでの間で試行錯誤は必要」+(2/10ページ) - MSN産経ニュース 将来的にはこういう時代になると思う。 IDというのは、その人が他のだれでもないそ…

『希望の国のエクソダス』

『希望の国のエクソダス』 村上龍 文春文庫 「この国には何でもある.本当にいろいろなものがあります.だが,希望だけがない.」 閉塞感という言葉もいい加減聞き飽きた.失われた~年と言われてから何年たった?本書が刊行されて10年過ぎたが,状況は全…

究極の出会い系サイトを作る方法: 現実を参考にするアプローチ

前回 究極の出会い系サイトを作る方法: 好みを推測するアプローチ - 超ウィザード級ハッカーのたのしみ 前々回 合コンアプリ: 安定結婚問題とGale-Shapleyアルゴリズム - 超ウィザード級ハッカーのたのしみ最適なマッチングを求める方法として以下の2つの…

究極の出会い系サイトを作る方法: 好みを推測するアプローチ

前回 合コンアプリ: 安定結婚問題とGale-Shapleyアルゴリズム - 超ウィザード級ハッカーのたのしみ男女が各々好みの異性の順位を申請して、そこから安定な組み合わせを求めるというのは、現実的ではない。4対4の合コンであっても、順位を入力してもらうの…

合コンアプリ: 安定結婚問題とGale-Shapleyアルゴリズム

安定結婚問題というゲーム理論の問題がある。2つの異なる種類のもの(例えば男女)が組を作る際に最も満足度の高い組み合わせを求めるにはどうすればよいかという問題である。ここでの満足度の高い組み合わせ(これを安定な組み合わせと呼ぶ)とは、互いに…

CとPythonの割り算の違い

『コンピュータは割り算が苦手』の記事で整数の除算演算も乗算・加減算に比べると遅いことを知った。『ハッカーの楽しみ』に普通に書いていた。整数除算について調べたら、もう一つ非常に基本的なことを知らないことを知った。負の整数を割ったときの値につ…

『一億総ツッコミ時代』

『一億総ツッコミ時代』槙田雄司星海社新書 作詞作曲ものまねで知られる芸人,マキタスポーツが,だれもが評論家でツッコミ過多の現代の生きかたを指南している. 確かに,今は「総ツッコミ時代」である.ここでいうツッコミとは,批判・攻撃のことである.…

『世界でもっとも強力な9のアルゴリズム』

『世界でもっとも強力な9のアルゴリズム』"Nine Algorithms that Changed the Future: The Ingenious Ideas that Drive Today's Computers"Jhon MacCormick長尾高弘 訳日経BP社 第1章 イントロダクションーコンピュータが日常的に使っているすごいアイデア…

コンピュータは割り算が苦手

浮動小数点数演算では割り算は遅いからやっちゃだめというのは、数値計算の常識ですが、Pythonで実験してみよう。Pythonで数値計算なんてしねえよ、あるいは速度を考えなきゃならないことをさせないよ、とは思うが、Pythonのが楽なので。実行時間の計測にはt…

『洗脳原論』

『洗脳原論』苫米地英人春秋社 序 洗脳というニルヴァーナ第1章 洗脳とは第2章 脱洗脳のプロセス第3章 ディベートと脱洗脳の関係第4章 脱洗脳のケーススタディ第5章 アメリカ“洗脳”事情第6章 私の脱洗脳論 脳機能科学者で脱洗脳の専門家(未だにこの人…

超ウィザード級ハッカーのたのしみ

ブログタイトルを変えました。 キャッチーな名前とかつけるのにそんなに興味がないので、FJK'S NOTEとか素っ気ないタイトルをつけていた。しかし、どうもブログのタイトルは重要みたいなので、吸引されそうな(少なくとも私は)タイトルにしました。こだわり…

『機械との競争』

『機械との競争』 Race Ageinst The Machine: How the Degital Revolution is Accelerating Innovation, Driving Productivity, and Irreversibly Transforming Employment and the Economyエリック・ブリニョルフソン,アンドリュー・マカフィー村井章子訳…

『コールド・リーディング』

『コールド・リーディング 人の心を一瞬でつかむ技術』イアン・ローランド福岡洋一 訳楽工社 第1章 サイキックサーカスへようこそ第2章 コールド・リーディングの仕組み第3章 理論の検証第4章 コールド・リーディングをブロックする方法第5章 補足事項…

『「空気」の構造』

『「空気」の構造 日本人はなぜ決められないのか』池田信夫白水社 はじめに 日本人は特殊か序章 「空気」が原発を止めた第一章 日本人論の系譜第二章 「空気」の支配第三章 日本人の「古層」第四章 武士のエートス第五章 日本軍の「失敗の本質」第六章 日本…

『内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊』

『内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊』城繁幸光文社ペーパーバックス Chapter 1 急降下した業績Chapter 2 社員はこうして「やる気」を失ったChapter 3 社内総務責任体制Chapter 4 「成果主義」と企業文化Chapter 5 人事部の暗部Chapter 6 日本型「成果…

『マネー・ボール』

『マネー・ボール』マイケル・ルイス中山宥 訳RHブックスプラス 第1章 才能という名の呪い第2章 メジャーリーガーはどこにいる第3章 悟り第4章 フィールド・オブ・ナンセンス第5章 ジェレミー・ブラウン狂騒曲第6章 不公平に打ち克つ科学第7章 ジオン…

『戦争広告代理店』

『ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争』高木徹講談社文庫 序章 勝利の果実第一章 国務省が与えたヒント第二章 PRプロフェッショナル第三章 失敗第四章 情報の拡大再生産第五章 シライジッチ外相改造計画第六章 民族浄化第七章 国務省の策謀…

『国家の罠』

『国家の罠』佐藤優新潮文庫 序章 「我が家」にて第一章 逮捕前夜第二章 田中眞紀子と鈴木宗男の闘い第三章 作られた疑惑第四章 「国策捜査」開始第五章 「時代のけじめ」としての「国策捜査」第六章 獄中からの保釈,そして裁判闘争へ 本書で注目すべきこと…

STAP細胞騒動について

STAP細胞ができた!!という当初の発表の際には,全く興味もなかった.しかし,捏造か?という話になってきてから,ゴシップ好きとしては急に興味が湧いてきた. 本当にSTAP細胞があるのかどうか,あったらニュース的な意味で面白いとは思う.しかし,現在は…