2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
新しい手法なり技術なりが私にとっての唯一の価値です。 もちろん仕事は私の価値のためではなく、顧客あるいは社会の価値のためにするものです。両者が共通していれば最高です。三方良しの精神はもっているつもりです。 さて、なぜ最先端にいなければならな…
散々ぼやいているが、ITこそITで効率化するべきだと思っていて、現在その道具が揃いつつある:GitHub、JIRA、Jenkins、Maven、XUnit、Chef、etc。先進的な組織はこういうのをどんどん取り込んでいって、気持よく働ける環境を作り出している。 しかしながら、…
以前、サポートはOSSを商売にするには一般的な方法だと書きました。 オープンソースの弱点(4)サポート - 超ウィザード級ハッカーのたのしみ しかし、OSSのサポートをするというビジネスモデルで大成功している企業はRedHatぐらいではないでしょうか。RedH…
ジャパネットたかたの元社長高田明氏を密かに尊敬しています。 なぜなら高田氏はその商品の本質的価値を語っていたからです。あの人のテレビショッピングを見ているとスペックなどをほとんど語らなかった。その商品があったら生活がどう良くなるのか、それだ…
COBOL排除の動きが進んでいるそうで…… itpro.nikkeibp.co.jp 私はCOBOL触ったことないですし、COBOLerの実態もよく知らないし、そもそもSEではないので、以降完全に推測で書きます。 私は別にCOBOL言語自体は悪くないと思っている。確かに古いので、新しい言…
プログラミング言語の選択は、ソフトウェアの価値を決定する大きな要素の一つだと思っている。言語はソフトウェアが依存する規格の中で最も大きい物だからだ。規格の重要性については、 OSSとは標準規格である(1)――ソフトウェア規格の奪い合い - 超ウィザ…
クラウドのデファクトスタンダードAWSに「Lambda」というサービスが出ています。これはすごいです。何がすごいのかというと、Lambdaは計算機の抽象化の新しい形態と思われるからだ。 Lambdaは何をしてくれるのかというと、データが投げられるイベントを検知…
何気なく書いた記事に思いの他ブックマークがついて驚いた。誰しも同じようなことを考えているらしい。 fj.hatenablog.jp 後から読み返すと補足が要りそうな箇所があったので補足する。 1. Cプログラマに恨みはない 私は別にCプログラマにネチネチといじめら…
プロジェクト・マネジャーをしているわけでもないのに、開発プロセスについて誰よりも考えていると思います。残念ながら私の考えを試してみて実証する機会がないので、私の考えが正しいかは分かりません。しかし、実績ができたら開発プロセスの指南だけで十…
プログラミングにはレベルの低い・高いがある。ここでいうレベルとはCPUとかストレージデバイスといった生のハードウェアに近いかという意味である。レベルが低いほど生のハードウェアを意識しなければならない。カーネルは低レベルなソフトウェアの代表であ…
Paxosという分散システムでconsensusを取得するアルゴリズムがある。複数台のマシンから構成されるシステムで、単一のproposalが共有されることを保証するものである。ネットワークが不安定だったりシステムを構成するマシンが落ちたりするので、複数台のマ…
他の人が書いたコードに関しては誰しも許せないと思うようなことがあるだろう。私が最もイライラするのは巨大なtry-catch構文である。 try { foo(); bar(); ... ... spam(); egg(); } catch (Throwable t) { LOG.warn("error message", t) } というようなも…
OSSが弱そうなところについて書いています。 日本語 GUI 運用 サポート のうち今回はサポートについて。 サポート OSSで商売をするとしたら最も一般的な方法はサポートだ。*1したがって、弱そうなところというのはウソです。サポートを考えると安価であると…
OSSが弱そうなところについて書いています。 日本語 GUI 運用 サポート のうち今回は運用について。 運用 運用はオープンソースに関わらずソフトウェアにとっての鬼門だ。開発するのと運用するのとの間には大きな断絶がある。左から右に流れるウォーターフォ…
いつごろからある慣例なのかは知らないが、ソースコードのファイルの先頭は必ず著作権についてのコメントが入れられている。おそらくフリーソフトウェア運動が始まった頃からだと思う。ソースコードの著作権がなかったら、表記なんてできないし、ソースコー…